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トラックドライバー 体験談

長距離トラックの運転手をして「弱ったな」と思たこと

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自分だけの時間に弱る

私はトラック運転手の仕事をしています。それも長距離です。
長距離トラックの運転手をしていて「弱ったなあ」と思うことがあります。
それは、自分だけの時間を持て余してしまうことです。
トラック運転手は基本的に1人で仕事をします。トラックの運転が仕事の大半を占めますが、その間は1人きりで過ごすわけです。
しかも、スムーズに荷物を配送して目的地まで運んだら、次の仕事をするまでに時間が余ることが多いんです。その間は自分の時間として利用することができるのですが、私は昼寝をしたり、浄瑠璃を聞いたり、スマホをいじったりします。そのうち、時間を持て余してしまいます。
他の仕事をしていたら、こんなに自分だけの時間が持てないでしょうから、友人知人からは「ぜいたくな悩み」と言われるので、ほとほと弱ります。

初めての土地で弱る

長距離トラック運転手をしていると、見知らぬ土地に荷物を運ぶことが多々あります。
私は東北の青森や仙台に行ったことがありますし、九州の長崎、鹿児島にも行ったことがあります。ほとんど全国をトラックで行っていると言ってもいいでしょう。
プライベートではここまで全国津々浦々と行くことはなかったはずです。
いろいろなところに行けるので、その土地の名所を見たり、おいしいものを食べたり、温泉に入ったりもします。見知らぬ土地なので、道に迷うこともあります。弱ります。
これも長距離トラック運転手の特権で、「どこそこへ行ってきた」なんて言うと、友人知人からやたらと「お土産は?」とせびられます。弱ります。

車好きは最高に弱る

長距離トラック運転手をしていて、最も「弱った」と思うこと、それは何と言っても「車の運転」をして収入を得られることです。
私は昔から車好きで、運転が好きなので、その好きな「車の運転」をするだけでしっかり稼がせてもらっていることに、時折、うしろめたさも感じてしまいます。仕事をしながら好きな車にずっと乗っていられるのですから、本来、これ以上の喜びはないはずなんですけどね。
仕事をしている人の中には、あまり好きではない仕事をしている人も多いはずです。でも、私は長距離トラック運転手の仕事を嫌だと思ったことはありません。
そんな話を友人知人にすると「ずるい」だの「卑怯」だの、非難ごうごうです。
友人知人の付き合い、やめようかな。

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