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トラックドライバー 体験談

中型トラックのドライバーである友人の仕事内容と「変」だったこと

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中型トラックのドライバーである友人が日々心掛けていたこと

友人は大手のトラック会社で荷物を届ける仕事をしております。
1日に数多くの荷物を各家に届ける仕事だったため、配達時間や配達先の場所について常にシビアに考えていたと聞きます。
配達時間に関しては、ある一定の幅があるのですが、それでも午前中に効率よく届けるためにはどういった順序で回るべきか、常に考えていたそうです。
また、各家を回るにしても道が狭い場所もあり、そういった場所に荷物を届けるためにどのあたりにトラックを停めるべきかなど、ドライバーとして常に考えていたそうです。
しかし、配達する荷が多く、回る家も多く、友人はだんだんと「このまま永久に配達し続けるんじゃないか」という妄想に憑りつかれたと言います。

中型トラックのドライバーである友人が経験したトラブル

それはそれとして、友人の仕事は中型トラックのドライバーとして荷物を配達することです。
お客さんの指定する時間帯に荷物を届けることもあるのですが、お客さんにもさまざまな人がいたそうです。
例えば時間指定があるにも関わらず、自宅にいなかったお客さん。友人はキツネにつままれたような気持ちになったそうです。
時間指定には幅があるにも関わらず、最優先で持ってきて欲しいと要望されるお客さんもいました。実際には普通に持って行ったのですが、そのお客さんには「最優先で持ってきました」と言ったそうです。お客さんは納得していたとか。
中には、時間指定をしてきたにも関わらず、お客さんが時間を間違えていて、それで非常に怒られたことがあります。お客さんが指定してきたのは夕方以降の時間だったのですが、お客さんは勘違いして午前中に指定したと主張。それで、午前中に荷物が届かなかったため怒って電話してきたのです。
友人はすぐさま荷物を持って行き、ひたすら謝ったそうなのですが、どんなに理不尽なことでもお客さんには反論しませんでした。

中型トラックのドライバーとして働く上での心構え

中型トラックで荷物を運ぶということは、大変な仕事です。運ぶ人がいなければ荷物は届きません。荷物が届くことを待っている人がいる以上、トラックのドライバーは責任を持って荷物を運ぶのです。
もちろん、お客さんの中にはいろいろな人がいます。どんなに理不尽なことがあっても怒らないドライバーであることが重要なんだと、友人の話を聞いて思いました。
友人も「お客さんあってこそのトラックのドライバー」と言っております。そんな友人の仕事に対する姿勢、心構えに非常に感銘を受けました。
ただ、こんな話もしてくれました。ある日、友人は指定された時間、指定された住所に行きました。時間は夜の10時で、場所はそれまであまり行ったことのない住宅街でした。とにかく、カーナビの指示に従ってトラックを走らせ、案内の終了を知らせるアナウンスがあったとき、友人のトラックは墓地の前にたどり着いていたそうです。周囲に住宅やビルもなく、友人は「変だな」と思ったのでした。私は非常にゾワッとしました。

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