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トラックドライバー 体験談

トラック運転手になった偶然

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地獄の日々

僕は今、トラック運転手として仕事をしている。
車の運転は嫌いじゃなかったが、車の運転を仕事にしようとは考えていなかった。もともとはデザインに興味があり、とは言えデザイン学校に通ったわけではなく、何となく広告代理店に就職してデザインの勉強でもしながら仕事をしようかなと思っていた。
それで広告代理店に就職した。しかし、そこから地獄の日々が始まった。
僕がしていたのは広告営業だったが、別にその仕事が辛かったわけではない。ただ、職場が「合わなかった」
別にパワハラ、セクハラ、サービス残業の強要が横行するブラック企業というわけではなかった。だから人への説明が非常に難しいんだけど、ただただ「合わなかった」。社長も上司も「悪い人」ではなかったが、どうも「合わなかった」
それでモヤモヤしながら仕事を続けていたとき出会ったのが、トラック運送会社の社長だった。この人と、なぜかウマが合った。それでその人の会社に転職してしまった。

出会いが呼んだ幸運

そんなわけで、トラック運転手の仕事には興味も知識も何もなかったが、トラック運転手になった。
そんなんだから、もちろん最初のうちは慣れないこともあって失敗の連続だった。しかし、職場が楽しくて、仕事でいくら苦労しても「辞めたい」とは思わなかった。
社長ともウマが合ったが、上司や同僚にも苦手と思う人いなくて、出社するのが楽しくて仕方なかった。
トラック運転手の仕事は、仕事中は1人で、社長とも上司とも同僚とも会わないが、それはそれで気ままに仕事をできて良かった。
車の運転は「嫌いじゃない」くらいの気持ちだったが、仕事でトラックを運転し続けているうちに運転が上達するし、上達すればうれしいし楽しくもなっていった
偶然、今の社長と出会ったことで巡り合った「楽しい仕事」だが、本当、人生は何が起こるか分からない。

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