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タクシー運転手 体験談

食べたら乗るな。乗るなら食べるな

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自分なりの標語

「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな」は安全運転の標語だったと思いますが、僕は自分に「食べたら乗るな。乗るなら食べるな」を課しています。
何のことかと言うと餃子です。
僕はタクシー運転手をしています。タクシー運転手は接客業でもあり、タクシー車内は密室です。
たとえ餃子を好きな人でも、餃子を食べた他人の口臭はイヤなものです。
接客業でもあるタクシー運転手としてお客さんに不快な思いをさせるわけにはいきません。密室で、不快な思いの源が充満するのも問題です。
これで僕自身が餃子が苦手で、自ら進んで餃子を食べることなんてありえないなら話は簡単です。餃子を食べなきゃいいので。

タクシー運転手に向いていない

しかし、僕は餃子が大好物。食べ物の中で一番好きと言ってもいいほど。
餃子を「ほどほどに好き」ならまだしも「大好物」という人間はそもそもタクシー運転手に向いていないのじゃないかとも思うのですが、車の運転も大好きで接客も大好きなので、選ぶ仕事もタクシー運転手以外は考えられなかった僕です。
こんな僕が餃子を好きで好きでたまらないなんて、大げさに言うと「神サマのイタズラ」のように思えてきます。
本当はいつでも食べたいわけで「食べたら乗るな。乗るなら食べるな」は仕方なく自分に課しているのです。
しかし、餃子を食べられないことでストレスを抱えてしまうのも面倒なので「乗らない」という日は思い切り「食べる」ことにしています。
僕はタクシー運転手として隔日勤務で仕事しています。隔日勤務では約20時間勤務した翌日は丸っと休みです。だから、隔日勤務が終わって最初に食べるのは、山盛りの餃子と決めているのです。

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