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トラックドライバー 体験談

待つ男

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荷待ち

トラックドライバーの仕事に荷待ち時間は付きものだ。
トラックドライバーは荷主、つまり荷の持ち主からジャストインタイムで荷を届けるように指示される。そのため、指定時間に遅れることは問題外だが、指定時間より早く着き過ぎても、指定時間まで待たされることがある。
指定時間ピッタリについても、同じ時間を指定された他のトラックが荷を降ろしたり、積んだりするのを待つことになる。
こうして、とにかくトラックドライバーは待ち続けることになる。しまいにゃ、トラックの運転ではなく「待つ」のがトラックドライバーの仕事なんじゃないかと思えてくる。
そんなわけで、最近はこうした仕事上の無駄をなくし、トラックドライバーの仕事の効率化を図り、その労働環境を改善していこうという動きも進められている。
しかし、まだまだ、トラックドライバーは待ち続ける。

やることと言えば

その待ち時間に、トラックドライバーをいろいろやって時間をつぶすことになる。
音楽聞いたり、本を読んだり、楽しんで過ごす人は多い。
資格の本などで勉強する時間にしている人もいる。英会話を身に着けようとしている人もいる。
SNSを利用し、友人や知人と交流する人もいる。アフェリエイトでの副収入を目当てに、ブログなんかを書く人もいる。もちろん、仮眠を取る人もいる。
僕も、それらのことはひと通りやってきた。
結局、音楽や読書にも飽き、勉強してもさっぱり身に着かず、資格も取れず、SNSをやってもすぐに毒を吐くから嫌がられ、どれも長続きしないし、やることがなくなってきた。
ちなみに、僕はとても繊細なのか、トラックの運転席じゃ寝られないんだよね。
結局、今は全く何もせず、運転席でボーッとして過ごしている。「そんな時間の使い方はもったいない」という言う人もいるが、余計なお世話というやつだ。
僕にはこれが一番合っている。

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