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トラックドライバー 体験談

真剣に熱中症に注意しよう

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異常が平常

異常気象が「当たり前」になってきている。
もともと異常気象というのは「いつもと違う」から「異常」と言っていたはずなのに、今や気象に関しては「いつもと同じ」ということがなくなってきてしまったわけだ。
夏になると「熱中症」への注意喚起が言われるが、それでも毎年のように熱中症による救急搬送が行われている。もちろん、中には「たまたま」とか「熱中症を侮っていたわけではないのに」という人もいるだろう。
しかし、中には「暑さも精神力で乗り切れる」とか「エアコンは苦手で、毎年エアコンは使わない」という、熱中症を甘く見ているような人もいる。
確かに昨年までは暑さも精神力で乗り切れたかもしれないし、昨年まではエアコンを使わなくても大丈夫だったかもしれない。しかし、夏の暑さは年々ひどくなっている。10年前の夏より今年の夏のほうがはるかに暑さが厳しい。昨年と今年は「違う」のだ。
さらに、どんな人でも毎年体は老化していく。
毎年の暑さの変化と老化のダブルパンチを考えれば「自分は暑さに強い」なんてことは通用しないと分かるはずだ。

ガブ飲み

なんて、くどくど言う私も、今年は熱中症にやられてしまった1人だ。
私はトラック運転手をしていて、当然エアコンをずっとつけているので、熱中症なんて無縁だと思っていた。
熱中症対策として「水分をこまめに補給しろ」とよく言われるが、トラック運転手は尿意を催してもトイレが見つからないことがある。それでついついこまめな水分補給を怠ってしまうのだが、エアコンがあるから平気だと思っていたのだ。
すると、きっちり脱水症状を起こしてしまった。
自分の体力を過信していたのも敗因だろう。医者からは「1日に3リットルは水を飲め」と言われた。
熱中症は恐ろしい。軽度だとめまい、失神、筋肉痛、大量の汗などがあり、症状が重くなるにつれて頭痛、不快感、吐き気、倦怠感、意識障害などが起こっていくそうだ。
私は運よく交通事故は免れたが、軽度のめまいでも交通事故を起こしかねない
それで私は、こまめにガブガブと水を飲むようなった。

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