ドライバーのための転職情報コラム

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トラックドライバー 体験談

ルート配送ドライバーになったおかげで

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電話が怖い

僕は長年、あるメーカーで営業の仕事をしていた。しかし、職場の人間関係に疲れてしまった。
営業そのものだってかなりハードな仕事だ。お客さんの要望に応えるため、365日、24時間、お客さんの電話にも出て、ワガママとも思える要求に応えないといけない。今は携帯電話のおかげでいつ、どこにいても連絡がついてしまう。全く恐ろしい世の中だ。休日の顧客からの電話は、恐怖以外の何物でもない。
それに加えて社内の人間関係だ。上司は細かいことにこだわる性格で、営業は当然ながら、何をするにも上司の決裁を仰がなくてはならない。
しかも同僚や後輩、ときには先輩が足を引っ張ったりする。よく言えばチームワーク仕事なんだけど、他人のミスを補ったり、自分の評価が正当じゃなかったり、理不尽に感じることも多い。

何万倍も気楽

そんなわけで転職してルート配送のドライバーになった。
ドライバーは基本的に1人でいる時間が長く、この人間関係から解放された喜びに打ち震えた。何より「顧客からの電話が無くなった」ことが、僕を感動させた。
ルート配送ドライバーの仕事は、毎日ほとんど同じルートを走り、同じ届け先を回って商品などを届けることだ。やることはほとんど毎日同じだ。営業と似ていると言えば似ているが、気は何万倍も楽。
営業職と違って「資料をまとめて書類を作成する」苦労もないし、そのための残業もない。毎日、大体同じくらいの時間に帰宅できる。
その上、年収も400万円台で、営業だったころより多少は減ったものの、食うに困るほどではない。何より、あのまま営業を続けていたら体を壊していただろうと考えると、やはり転職して正解だったと思う。

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