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タクシー運転手 体験談

タクシードライバーへの道

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山越え谷越え

タクシードライバーの仕事は「運転免許を持っていれば誰でもなれる、低レベルの仕事」だなんて言う人がいます。
タクシードライバーの私から言わせれば「アホか」です。
タクシードライバーとしてタクシー会社に就職できたら、即タクシードライバーとして働き始める、わけではありません。
まず、健康診断を受けます。タクシー会社以外の会社でも健康診断くらいはあるかもしれませんが、でも、タクシードライバーになるという人は日ごろから健康管理に気を配っておきましょう。
次に、第二種運転免許を取得します。教習所に通って取得する方法と、試験場でいきなり試験を受ける方法があります。多くの会社が費用負担などのサポートをしてくれます。
教習所で学ぶにも通学と合宿がありますが、第一種運転免許を持っていれば最短で10日くらいで取得できます。

タクシードライバーになってはみたものの

ここまで来ると、タクシードライバーとしての勤務までもうすぐです。
この後、東京や横浜、大阪などでは地理試験に合格する必要があります。それだけ首都圏は道がフクザツということらしいです。しかもこれが結構な難関となっています。
これを突破するには、ひたすら道を覚えるしかなさそうです。
おっと、この難関をクリアしても、すぐには勤務できません。次に会社での研修が待っています。
ここでは、その会社ならではのルールや、無線の扱い、カードなどでの精算、自動ドアや料金メーターの使い方、接客、事故の対処法といった、実際の勤務で必要な技術や知識を学びます。ベテランドライバーが教官を務めることが多いようです。厳しい教官もいますが、教官は「落とそう」と思って教えているわけではありません。タクシードライバーという仕事にはそれだけの厳しさもあるのです。
ここまで順調に進めば、大体1か月でタクシードライバーとしてデビューできます。
しかし、タクシードライバーとして上々の稼ぎを得られるようになるのは、また別の話です。

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