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トラックドライバー

トラックドライバーのいろいろな仕事 冷凍車編

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冷凍食品を運ぶ

クール宅急便は冷凍仕様もあるので、イメージしやすいと思いますが、それです。
主に冷凍食品を運ぶのに使われるのが冷凍車です。アイスクリーム、冷凍魚類、冷凍肉類の輸送にも使われます。
トラックのエンジン動力を利用して冷凍するタイプと、冷凍専用の動力源をエンジンとは別に搭載しているタイプがあります。エンジン直結方式の車両では、待機時間にもエンジンを止めることができず、路駐していると周辺住民が眉をひそめたりもしがちです。
また、荷台に断熱材を張って保冷能力を高めた保冷車というものもあります。冷凍装置は付いていません。
仕事としては、クール宅急便のように店舗や会社から個人に商品を配送したり、個人から個人に送ったり、またはメーカーからスーパーなどの店舗や倉庫に運ぶといったことがあります。

冷やしておくために

冷凍車のドライバーは、温度管理には特に気を使わなくてはいけません。
まず、荷を積む前にあらかじめ冷凍庫内を冷やしておかなければいけません。ちなみに個人客としてクール宅急便を利用する際も、送る品物をあらかじめ冷やしておく必要があります。これは個人客が自分でやっておくべきことです。
ドライバーとしては、荷積みのときにも注意点があります。荷と荷の間に、ある程度の隙間が必要になるのです。隙間がないと、冷気が荷の隅々まで行かず、保冷が不十分になるかもしれないからです。
荷の積み下ろしも手早く行う必要があります。これも冷気を逃さないためです。
温度記録計を備えたトラックもあり、またそのデータの提出を義務付けているところもあるそうです。
冷凍車のドライバーは、トラックドライバーの中でも特に専門性の高い仕事だと言えます。

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