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タクシー運転手

タクシー運転手は楽して稼げるか?

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世の中にうまい話はない

タクシー運転手の仕事を「楽して稼げる」なんて言う人がいる。
断言するけど「楽して稼げる」なんて仕事はない。そんな話があったとしたら詐欺か、それに近いものだと思って間違いない。「稼ぐ」ためにはそれなりの労力やら能力やら努力が必要だ。
話は脱線するけど「電子書籍」なんかで検索すると「電子書籍を出版してどれだけ稼いだ」「電子書籍を出版して大金持ちになるノウハウを教えます」みたいなサイトを見つけるが、その入り口を覗いただけでも、それなりの手間暇がかかると分かる。また、ノウハウを教わるのに何十万もかかったりする。なんだそりゃ?である。
閑話休題。「楽して稼げる」仕事はないけど、その仕事を「大変」と思うか「楽」と思うかは、意識を変えることでコントロールはできる。

まずは地道な努力

タクシー運転手として収入をアップさせるには、地道な努力が必要だ。
自分の勤務地域のタクシー利用者の動きを調べ、予測し、それに合わせて動き、とにかく乗客を獲得する。
乗客を獲得した後も、その乗客を快適に早く、安全に目的地まで運ばなければいけない。そのためには地理も熟知していなければいけない。渋滞や道路工事の情報もつかんでいなければいけない。
乗客の中にはクセの強い人もいる。運転手に絡んでくる人もいる。それでも極力トラブルに発展させてはいけない。
「しなければいけない」が多くて大変だ。
だが、稼ぎたいのなら、自分の意識を変えて乗り切ろう。大変だと思っていたら、仕事がしんどく思えてストレスになり、体調を崩しかねない。

錯覚しないように

地道な努力は、ゲームで与えられた課題と思って、前のめりになって1つ1つこなしていく。そうやって続けていけば、売り上げアップという成果につながるので、それがやりがいにもなる。
もちろん成果につながらないときもある。成果につながらないときが続くことだってある。これは苦しい。人間、苦しいときってのは、永遠に続くように錯覚してしまう。しかし、それはやはり錯覚だ。諸行無常。物事は何でも変化する。真面目にコツコツやってりゃ、成果につながる。それまであきらめないことだ。
クセの強い乗客は、あらかじめ「世の中にはクセの強い人もいる」と覚悟しておけば、いざ、そういう人に出会っても心的ダメージは少なくてすむ。
結論を言うと、大事なのは「覚悟」かもしれない。接客の大変さの覚悟と、あきらめない覚悟さえすれば、タクシー運転手として稼ぐことは「大変」ではなくなる、はず。

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