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タクシー運転手 体験談

タクシードライバーはハードボイルドでタフガイ

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ニューヨークを流している、つもり

昔の「タクシードライバー」って映画の影響で、タクシードライバーになりました。
もちろんフィクションとノンフィクションの違いは分かっています。映画の世界は映画の世界でのこと。映画「タクシードライバー」の内容は、ことに日本ではありえません。
そんなことは分かっています。
それでも、窓の外をネオンサインが流れる中、深夜、タクシーを走らせていると、頭の中では自然と「タクシードライバー」のけだるいテーマ曲が流れています。気分はすっかりロバート・デ・ニーロ‥の若いころです。
そこに手を上げてタクシーを止める人を見つけ、タクシーに乗せると途端に「お客さん、どこまで行きますか」とにこやかに言います。
そもそも日本のタクシードライバーは基本的にネクタイで制服なので、アーミージャケットのデ・ニーロとは違いますけどね。

繰り返しになるけど

タクシードライバーはハードな仕事です。隔日勤務だと1日約20時間の勤務になります。
お客様の中には酔ってからんでくる人もいます。水商売の女性といちゃついて、無意識にシートを蹴っ飛ばしてくる人もいます。いつも同じ運転姿勢なので腰も痛めがちです。
それでも、窓の外をネオンサインが流れる中、深夜、タクシーを走らせていると、頭の中では自然と「タクシードライバー」のけだるいテーマ曲が流れています。気分はすっかりロバート・デ・ニーロ‥の若いころです。
だからと言って、たとえコンビニ強盗に出くわしても銃で撃退はできませんけど。もっとも、コンビニ強盗に出くわしたこともありません。
仕事中、お客様を乗せていないときは、いつもデ・ニーロ気分です。こればかりはタクシードライバーになって何年も経ちますが、飽きることなくずっと続いています。デ・ニーロ気分にならないときはよほど体調が悪いときなので、仕事を休みます。
そんなわけでタクシードライバーの仕事が楽しくて仕方ありません。

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